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第101回全国高校サッカー選手権大会に初出場を果たした芦屋学園高等学校サッカー部のパフォーマンス向上に睡眠改善のサポートを行いました。

The session銀座では、昨年「第101回全国高校サッカー選手権大会」に初出場を果たした芦屋学園高等学校サッカー部のパフォーマンス向上を目的にサポートしており、睡眠状況に関する調査や講義などを行い選手個人にあった睡眠改善策を実践してもらいました。その際に得られたサポート前後の調査結果をお知らせいたします。

■調査結果(一部抜粋)

【サポート前の睡眠状況】サポート当時では「日中に眠気を感じる」「二度寝をする」「翌日に疲れが取れない」という悩みが50%を超える状況であった。寝つきの悪さはなく70%の選手が20分以内に寝付けると回答(図1)。一般的には就寝までの時間は10分〜15分が適正と言われている。一方で睡眠時間が6時間未満の選手が45%、睡眠の満足度が10点満点中5点未満が40%(図2)と、時間の短さや睡眠の質の低下が上記の悩みを起こしている可能性が高かった。

【サポート後の睡眠状況】サポート後は、50%以上の選手で「眠りが浅い」「日中眠たくなる」という悩みの改善が見られた。75%の選手が睡眠の満足感の向上を感じている。また、日中に発揮できているパフォーマンスについては83%の選手がパフォーマンスが上がっていると回答(図3)。二度寝がなくなったや授業中の眠気がなくなったなどの回答も見受けられた。

【睡眠改善】睡眠の質を上げるために取り組んでいたことについて、サポート前では76%の選手が「早めに寝る」と回答。他にはスマホをなるべく見ないなどのことを実践していた。睡眠の質は様々な要素が重なり決定する。サポート前では睡眠環境や身体状況(自律神経の乱れなど)が不十分な状態で就寝していたために質が下がっていた可能性が高い。そのため、選手には就寝前のストレッチ、筋弛緩法。また、自分の頭の高さにあった枕を使ってもらったことで、睡眠のパフォーマンスが向上したと考えられる。(図4)

【監督メッセージ】芦屋学園サッカー部では栄養やトレーニングなど様々な専門家と連携し選手のパフォーマンスが最大化するようにしています。睡眠は心身の回復や運動記憶の保存という点で非常に重要と知り、今回The session銀座様にお願いし睡眠のサポートをしていただきました。睡眠の基礎的な内容や枕の高さの合わせ方、就寝前のストレッチなどを選手に学んでもらい、その中で実践できることを個々で実践してもらいました。また、CBDバームなどの道具を活用しより簡単に継続しやすい工夫はしました。日々の管理のためアンケートを活用し、状態を把握。練習の効率が上がったこと、試合での集中力や体力の向上が見受けられたように感じています。休息が取れていることがパフォーマンス向上にも繋がったと思います。今後、睡眠に関しての有益な情報と、感心を高めていけるような取り組みを継続して行っていければと考えています。そこで得た情報と知識を、実際に行動に移して、実用・継続できるようにするためにも選手だけではなく、各ご家庭での協力もいただけるように保護者の方へも、今後講義などを行っていければと考えております。

  

睡眠改善はパフォーマンス面の向上の他、経済的な面にも大きく関係しています。今後もアスリートやビジネスマンをはじめ、多くの方々の睡眠改善をサポートできるよう努力してまいります。