「どこでも眠れる」は自慢にならない!寝つきが早すぎる危険性

移動中の車内、会議中のデスク場所を問わずに眠れる人や、
床につくとすぐに寝付く人が時々いらっしゃいます。

睡眠に悩む人にとっては羨ましい話ですが、
実はどこでも眠れるのは体からの危険信号なんです。

今回はなぜ寝つきが早すぎると危険なのか?
また、寝つきまでの理想の時間についてお伝えします。

さて、どこでも眠れるとはいったいどのような状態なのでしょうか?
結論からお伝えしますと、これは睡眠の質が大幅に低下している可能性が高いでしょう。

つまり、ご自身では気づいていないが、睡眠が悪くなり
日々寝不足が続き体は限界状態を迎え、休めるタイミングがあると
すぐに脳を休めようと休息をとります。

 

では、健康的な睡眠では寝付くまでにどのくらい時間がかかるのでしょう。

一般的には10分~15分ほど時間が必要と言われています。
副交感神経が優位(リラックス状態)にしていくために必要な時間です。

稀に寝つきが悪いとご相談される方で、お話を聞いてみると
15分〜20分ほどかかるとおっしゃることがありますが、
寝つきに関しては全く問題はないため安心して継続していただきたいとアドバイスをします。

一方で、5~8分以内に寝付く場合は注意が必要です。先ほどご説明した通り、これは寝落ち状態と判断できます。

このような症状がある方はまずご自身の睡眠があまり良くないと自覚し少しずつ改善していくことが大事です。